鷺の森別院と門前通りです。撮影時期は明治末から大正ごく初期にかけてと思われます。

 北町から鷺の森堂前丁に向けて撮影しています。戦災焼失前の本堂は今と違い、東向きに建てられていました。この門前通りは、幅四・三間(約七・七㍍)あって、和歌山城下の通りとしては本町通りの四・五間(約八・一㍍)に次ぐものでした。

 道行く人の和服姿や各商店の軒灯が時代を感じさせます。(古書肆紀国堂=和歌山市築港1の11、073・499・8039=店主の溝端佳則さんのコレクションを紹介します)

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(ニュース和歌山/2017年12月2日更新)