「キャプテンやん! 頑張れよ!」「文章なんか書けるんか?」──。2月3日、スマートフォンに届いたたくさんのメッセージに驚きました。当日掲載されたこのコラムで、前主将の白方淳也さんが、3月からは新主将の私、大北が担当すると書いたためです。

 遅くなりましたが、はじめまして。初回ですので、自己紹介させていただきます。出身、そして今も住んでいるのは大阪府泉佐野市。サッカーは小学1年で始めました。日韓ワールドカップが6年の時。ベタですが、当時はベッカム選手のファンでした(笑)。

 中学卒業後、勉強とサッカーを両立させるために進んだのが近畿大学附属和歌山高校でした。全国大会を3度経験し、近畿大学へ。高校、大学時代の1年先輩で、アルテリーヴォでプレーしていた宮本宗弥さんに誘われ、2013年、緑のユニフォームに袖を通しました。

 それから早いもので5年。今年も目標はJFL(日本フットボールリーグ)昇格です。そのために選手間で掲げたスローガンが〝真面目に、泥臭く〟。ここ数年、昇格にかかわる全国大会を経験し、最後に体を張れるチームが勝つと身にしみました。そのためには、選手全員が高い意識を持って日々取り組み、試合中は一人ひとりが主将だと思ってプレーするぐらいの自覚が必要です。その自覚を促すため、選手同士のミーティングを増やしました。4月の開幕に向け、週末、練習試合を重ねていますが、その映像を見ながら、みんなで意見をぶつけ合っています。

 もう1つ、力を入れたいのが、アルテリーヴォをもっと和歌山に根付かせること。3月18日(日)にはビッグホエールで、みんながサッカーを楽しめる「ダイバーシティサッカーフェスティバル」を初めて開きます。詳細はアルテリーヴォHPで。ご参加、お待ちしています!

写真=熱いプレー、見に来てください!

(ニュース和歌山/2018年3月3日更新)