有功地区 高齢者と小学生が交流

 高齢者と子どもが一緒に防災を考える機会にと、和歌山市の有功地区で一人暮らしする70歳以上の60人と有功小学校(同市園部)の6年生40人が6月22日、地震についてクイズを通じて学び、家の中での危険な場所を話し合った。

 同地区の連合自治会や社会福祉協議会などが毎月開くふれあい食事会の一環。今回は防災をテーマに、高齢者と子どもたちがチームになり、教諭が出す○×クイズに挑戦した。

 「地震の揺れと同時に外に出るのは?」と出題されると、「危ない!」と会場中が×ポーズ。「大人1人が必要な1日の飲料水は3㍑?」との問題で、答えが〇と発表されると、お年寄りから「そんなに持てやんわー」と声が上がった。

 この後、家の中を描いたイラストを見ながら、机の上のティーカップや食器棚、床に置かれたゲーム機など、倒れるもの、落ちてくるもの、ひっかかるものに〇を付けた。自宅と照らし合わせながら、「おばあちゃんちにあるピアノも倒れるかも」「ゲーム機は危なくないんじゃない?」と相談し合った。

 同小の中西誠奈さんは「どこが危険かを話し合う中で、意見が違うことがあり勉強になった。物をなるべく置かないようにします」、寺脇翔夢(しょうむ)くんは「家に帰ってから、家族と避難場所を話し合おうと思いました」とにっこり。社会福祉協議会の宮本佳子会長は「大阪で大きな地震があったばかり。分かりやすい内容で減災について考えられ、子どもたちからパワーをもらいました」と話していた。

写真=家の中のイラストを見ながら危険な場所を相談

(ニュース和歌山/2018年7月7日更新)