関西リーグ1部最終戦、ドキドキしながら見守りました。えっ、「出場しなかったの?」って? その前の週の試合で、今シーズン3枚目となるイエローカードをもらってしまい、大事な試合に出場停止で…。

 14試合中13試合を終えて5位ながら、最終戦の結果次第では2部に降格する7位になる可能性がありました。そんな重要な試合でしたが、みんな落ち着いて試合に入っているのが外から見ていて感じ取れました。前半終了間際に先制。後半の立ち上がり、このまま負ければ降格が決まる相手の猛攻に体を張って耐え、終了間際にもう1点奪って、ねばる相手に1点を許したものの、そのまま逃げ切り、1部残留を決めました。正直、ホッとしました。

 8月の国体近畿ブロック大会、和歌山県成年男子代表として22年ぶりに優勝し、良い流れをキープしながらリーグ戦を戦えました。そんな中、第13週の試合で大敗。それでも最終戦で崩れなかったのは、国体予選で自分たちが立ち返るべき姿を確立できていたのが大きかったように思います。

 半年にわたるリーグ戦が終わった1週間後の9月30日には福井での国体に臨みました。東京との1回戦、みんな少し硬かったですが、良い試合はできていました。しかし、1点が遠く、敗れました。その前日の開会式、和歌山県選手団の旗手をさせてもらったのに、初戦敗退で申し訳ない気持ちでいっぱいです。だからこそ、来年も独特の雰囲気がある国体に戻ってきたい──。そう強く感じた敗戦でした。 

写真=リーグ戦最終戦、先制後に笑顔

 

─9月の公式戦結果─

〈関西リーグ〉
第11週 ○3─1 ラランジャ京都
第12週 ○3─1 ティアモ枚方
第13週 ●1─6 おこしやす京都
第14週 ○2─1 高砂ミネイロ

〈福井国体〉
(和歌山県成年男子代表として出場)
1回戦 ●0─1 東京都

(ニュース和歌山/2018年10月6日更新)