minakatasin◆循環器内科

みなかた クリニック 南方 常夫院長

A. いつごろから体がざらざらになったのでしょう。発熱や微熱はありませんでしたか。  突然、皮膚がざらざらになったのであれば、溶連菌(ようれんきん)感染症を疑う必要があります。これは子どもに多い病気で、主にのどに感染し、咽頭炎や扁桃炎を引き起こします。また、のどの痛みの数日後に、体や手足にびまん性の紅斑が出現することがあります。紅斑は毛孔性紅色小丘疹を伴い、ざらざらとした紙やすり状が特徴です。舌にイチゴのようなツブツブができたりもします(しょうこう熱)。

 溶連菌感染症は、高熱が出た場合は小児科を受診しますが、発熱がほとんどなく、皮膚症状のみの軽症例も多数あります。しかし、きちんと治療しなければ、いつまでも溶連菌が扁桃腺に残る可能性があり、感染症を再発したり、急性糸球体腎炎やリウマチ熱を発症することもあるので注意が必要です。扁桃腺に溶連菌があるかどうかは、迅速診断キットを使えば10分ほどで結果が出ます。

 ご相談者のお子様は、本人や家族が気付かないぐらいの微熱だったのかも知れません。そのため、突然「ざらざらの皮膚」に驚かれたのでしょう。

 まずは、かかりつけ医とよくご相談ください。

(ニュース和歌山2015年1月24日号掲載)