ニュース和歌山第2・4水曜号で連載中の「和歌山よもやまリサーチ」。読者アンケートの回答を通じ、和歌山県民の好みや傾向を探っています。今回はお正月にちなみ、新年を迎えてのアレコレを調査しました。結果から見える和歌山のお正月風景とは…?

 

好きなもちの食べ方は?

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 家庭で手軽にできる焼きもちが一番人気でした。定番の砂糖じょう油のほか、「チーズとピザソースでもちピザ」(35歳女性)、「マヨネーズとしょう油をぬってベーコンをのせる。孫が喜ぶ」(60歳女性)、「お茶漬けに入れる」(68歳女性)など好みの味や食べ方を探求する人も多いです。

 2位の雑煮は正月ならではの味わい方ですね。多くの人から「関西風の白味噌仕立ては特に合う」と熱い支持がありました。中には「雑煮で1月末まで食べ続けます」(67歳女性)という声も。

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 3位以下はきなこをつけたあべかわ、ぜんざい、あんこと続きました。あべかわは「終戦後、これがごちそうでした」(71歳男性)、「祖母がよく作ってくれた」(72歳女性)と子どものころの思い出にふれる人がいました。

 もちを扱う粉吉(和歌山市土佐町)の日方通弘社長…石油ストーブを使う家が減り、気軽に焼きもちを食べる人が減っていると思っていたので、意外な結果でした。暖かい室内に飾ったもちは、すぐに食べないならできるだけ早く冷凍保存した方がいいです。

 

おさい銭1回の上限額は?

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 初詣に出かけ、さい銭箱に入れるのは…。一番多くの人が挙げた上限は100円。「100点満点の人生が送れるように」(32歳男性)、「100歳まで元気で」(74歳女性)とげんを担ぎます。「あまり願いを叶えてくれないから」(52歳男性)と減額して100円になった人も。

 次いで多かった500円は「硬貨1枚の最高額」(52歳男性)とワンコインに託します。1000円を選んだ人は「氏神様に少しはずんで」(68歳女性)、「年1回だけ奮発」(78歳女性)と気合い十分です。

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 神様とのご縁を願って、「5」にこだわる金額も目立ちました。34人が5円を選び、555円(ごえんがたくさん)や105円(じゅうぶんごえん)、45円(しじゅうごえん)…と様々。5円玉と50円玉で、穴のあいた硬貨に「先が見えるように」(57歳女性)と思いを込める人もいました。63歳女性は「仲良くいい夫婦でいられるように」と40年間、1122円を入れ続けているそうです。ちなみに回答の中の最高金額は5000円、「気持ちです」(52歳男性)と一言。

 県神社庁の一ノ瀬康弘事務局長…「おさい銭は硬貨」のイメージで、100円は出しやすい金額なのでしょうね。お金は米などのお供え物の代わり。さい銭箱へ強く投げつけないようにするのがマナーです。

 

おせち料理はいつ食べる?

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 お正月の食卓を彩るおせち料理。昨年正月号に掲載したアンケートでは「黒豆」が一番人気の一品でした。

 食べるタイミングは、圧倒的多数が元日の朝。1年の始まりを雑煮やおとそと一緒に家族で祝う人がほとんどでした。「神棚に手を合わせて家族全員で」(60歳男性)と毎年の習慣を大事にします。食べない派は「温かい鍋やすき焼きでにぎやかに」(35歳女性)、「家族が食べてくれないから」(32歳女性)とのこと。

 紀の川市食育推進会議の三國和美会長…おせち料理が庶民に広まったのは江戸時代とされます。年神様にお供えした後、年が明けたら家族そろってお下がりをいただくもの。いつ食べてもよいですが、今は朝が定着しているようですね。

(ニュース和歌山2016年1月1日号掲載)