和歌山駅西口広場が完成
車の流れスムーズに
        
地上と結ぶエレベーターとエスカレーター 昨年5月に着工していたJR和歌山駅西口広場が完成、10月5日に地下に設けたステージで竣工式が開かれた。西口広場は、地上部分のバス、タクシー用スペースが今年のゴールデンウィーク前から、一般車向けスペースは8月半ばからそれぞれ供用していたが、けやき大通り地下駐車場やステーションビル、和歌山ターミナルビルと結ぶ地下部分の工事が終了した。整備面積は地上が8200平方メートル、地下が3400平方メートルで、総事業費は38億8000万円。
 まず、地上部分は、北側からバス乗り場、23台分のタクシースペース、6台分の一般車用駐車スペースを設置。分断することにより、混雑解消をねらった。市の和歌山駅周辺整備室は「1965年にオープンした以前の西口広場は、バス、タクシー、一般車両が入り乱れていた。今回、駅前広場を通過していただけの車を排除する形になっており、スムーズに利用してもらえる」と話す。
 一方、地下広場には木製の半円形ステージや150インチのマルチビジョン、和歌山市の特産品を展示する和歌山City物産センターを設置。また、階段状の庭園(サンクンガーデン)から外光が入ることで明るく開放的な雰囲気を出す。
 さらに、地下で駐車場や駅ビルと接続したことで、雨天でも直接駅に入ることができるよう配慮。エレベーターは3台新設し、ステーションビル方面へはエスカレーターも設置した。
 大橋建一市長は式典で、「地上部は高齢者や障害者に優しいバリアフリーで、地下広場では様々なイベントを催すことができます。この広場の活用を期待したい」とあいさつした。

写真=地上と結ぶエレベーターとエスカレーター)