県私塾団体連合会がまとめた中学生の学校生活に関するアンケート調査によると、週五日制について半数以上の保護者が「好ましくない」と答えていることが分かった。
アンケートは、和歌山、海南、田辺市などで同連合会に加盟する塾に通う中学生と保護者1000人を対象に実施。生徒650人、保護者550人の回答があった。
この中で週五日制について「好ましい」と答えた保護者はわずか10%だったのに対し、「好ましくない」が55%と半数以上にのぼった。一方、生徒側は「好ましい」との回答が38%で、「好ましくない」の21%を倍近く上回る結果。保護者と生徒が正反対の評価を下していることが分かった。
教科書から学習内容が削られることについて「不安」と答えた保護者が69%、生徒が41%。「どういう点が不安か」の質問では、保護者の65%、生徒の71%が「学力低下」をあげ、「ゆとり教育」に不安感を覚える姿が浮き彫りになった。
また、塾に通い始めた動機について、生徒が「みんなが通い始めたから」が22%と最も多いのに対し、保護者は「学校の授業が不十分だから」31%、「受験のため」24%で、塾通いは生徒より親の主導が際立った。「塾は学校の教育に役立っているか」との質問には、保護者86%、生徒92%が「役立っている」と高い評価だったが、土曜の午前中に塾が授業を行うことについては、保護者の67%が賛成だったのに対し、生徒の賛成はわずか29%にとどまった。
県私塾団体連合会の西浦真元会長は「週五日制で休みが増えることに親の不安は募っているようです。ゆとり教育など学校の変化で、塾に対する期待感が高まっているのを痛感した」と話している。 |