タクシーセンターを設立へ
マナー向上へ点数制導入
県タクシー協会
        
駅前に並ぶタクシー
業界の底上げにつながるか
 県タクシー協会(和歌山市友田町)は4月1日、同協会内に「県タクシーセンター」を立ち上げる。乗務員のマナーアップを図り、低迷する業界の底上げを図るのが目的で、点数制度を導入してマナーをチェック。
 減点が続けば乗務員がタクシー業務を続けられなくなる。同協会は「安心してお客さんに乗ってもらえる環境づくりに業界として全力をあげたい」と話している。
 同協会は県内のタクシー会社83社が所属。これまで、近距離の客が手軽に利用できるよう和歌山市駅に近距離乗り場を設置したり、県と一体になって乗務員を対象に「マナーアップ運動」を展開してきた。しかし、毎夏の乗客アンケートで運転手のマナーの悪さが指摘されている。さらに、県内のタクシー業界の低迷が続いており、1車あたりの1日の平均収入は2000年度で17,160円と9年連続最下位が続いている。
 このため同協会は昨年、一部のマナーの悪い乗務員がタクシー業界全体のイメージダウンになっていることを是正する目的で、センター設立を決めた。センターは協会に所属する約2,200人の乗務員を登録し、専属指導員が毎日、タクシー乗り場を巡回。服装の乱れや接客不良などが認められれば減点し、10点以上の減点となると登録を抹消し、営業させないようにする。
 4月の開設に向け、県内で説明会を開催しており、県タクシー協会の西村芳通事務局長は「和歌山のタクシー業界は今が底。業界としてやるだけのことはやり、お客さんに『ああ、変わったな』と思ってもらえるよう頑張りたい」と話している。