| 盲学校初の留学生 葉華さん |
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教員免許取得めざし大学へ
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「中国の障害者 地位向上を」
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県立和歌山盲学校(和歌山市府中)への初の留学生で、中国・上海出身の葉華(イエファ)さん(32)が3月8日、卒業した。4月から筑波大学理療科教員養成施設に通い、盲学校教員免許取得をめざす。葉さんは「母国の視覚障害者の地位向上のため、教師となって貢献したい」と話している。
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| 3年の時使っていた机。日当たりのいい席で、「うっかりいねむりしたことも(笑)」と葉さん |
葉さんは上海市盲童学校卒業後、病院でマッサージ師として働いていたが、「十分な治療を行うため、より専門的な医学知識やマッサージ技術が必要」と留学を決意。1999年4月に来日し、和歌山盲学校高等部理療科で鍼灸師の国家資格合格をめざし学んでいた。
「振り返ると短かった」と話す和歌山での3年間は、勉強以外の面でも充実していた。2000年6月に出場した盲学校弁論大会近畿大会で優勝、10月の全国大会でも準優勝を果たした。「原稿を書く時、先生に文法を教えてもらったり、スピーチの練習の時に『そこはもう少しゆっくり』『声を大きくして』などアドバイスをもらったおかげです」
「上海時代は得意じゃなかった」と振り返る陸上にも挑戦した。2年生になってから始めた1500メートルで、当初は7分以上かかっていたが、1年後に出場した大会で5分31秒を出し、「夢にも思いませんでした」。
教師の道を意識し始めたのは2年の時。母国の視覚障害者を取り巻く福祉環境の向上をねがう葉さんは来日当初、日本の社会福祉制度を勉強したいと考えていたが、「福祉制度がすばらしくなっても、視覚障害者自身の能力が向上しなければ、根本的には変わらない。教育水準を上げることで役に立ちたい」と語る。
昨年10月に筑波大学理療科教員施設推薦試験を受け、見事合格。大学での新生活を前に、「新しい出会いもあると思うので期待もありますが、3年間親しんできた和歌山を去るのは寂しい」と葉さん。大学で2年間学んだ後は「できれば現場で経験を積むため、日本の盲学校で働きたい」と話している。 |
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