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設計者から新不老館の説明を受ける旅田市長(左)
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芸術の発信基地として旧不老館跡に建設される「夢舞台万葉不老館(仮称)」の起工式が3月9日、和歌山市和歌浦南の建設地で行われた。同館は和歌浦湾振興ビジョンのもと和歌浦活性化の中核施設となるもので、来春完成予定。
起工式には、旅田卓宗市長、設計に携わった設計事務所AAEの下吹越武人代表取締役、浅川組の磯村幹夫取締役社長ら合わせて約70人が出席した。
はじめに旅田市長が「石泉閣は美術文化、不老館は音楽、演劇など動的な文化の発信基地にしたい」、続いて磯村社長が「素晴らしい建築を施工できるのは光栄。職員一丸となって取り組み、来年1月には無事完成するよう頑張りたい」とあいさつした。この後、工事の安全を祈願して、旅田市長らによる鍬入れ式が行われた。また、旅田市長が下吹越代表取締役から新不老館の機能説明を受ける一幕もあった。
新不老館は250人を収容できる多目的ホールを中心に配し、アトリエやギャラリー、スタジオ、また、会議室や事務所、カフェなどの機能を持たせた5棟の小さな建物の集合体。
建物はホールのみ平屋で、あとは2階建て。建物すべての延べ床面積は1,530平方メートル。銅板、杉板、ガラス、黒色コンクリートを組み合わせた幾何学的な建物だが、数寄屋づくりの旧不老館のイメージを取り入れている。また、5棟のうち3棟を大屋根で覆い一体感を持たせるなど工夫を凝らした。
従来のホールのように単なる発表の場でなく、併設のアトリエやスタジオを活用し、日常の制作や練習に活用できるようにしたがの特徴。 |