フロリダ州 和歌山
高校生の交流絵画展
       
フロリダの高校生が描いた作品
フロリダ州の高校生が描いた作品
 県と姉妹提携しているアメリカ・フロリダ州と県内高校生の絵画を紹介する「フロリダ州ファーストレディプロジェクト交流絵画展」紀北展が県民文化会館で開かれている。4月14日(日)まで。
 フロリダ州と県は1995年に姉妹提携。フロリダの歌手が和歌山で公演したり、県から獅子舞保存会や能楽師をフロリダへ派遣するなど、文化交流を進めている。
 今回の絵画展は交流の一環。フロリダ州知事ジェブ・ブッシュ氏(米大統領ジョージ・ブッシュ氏の弟)夫人のコルンバ・ブッシュさんが芸術のすばらしさを広める活動に取り組んでおり、2000年に「フロリダ州ファーストレディ芸術顕彰プログラム」をスタート。音楽、メディア、ダンス、演劇など芸術分野で業績をあげた高校生に奨学金を贈っている。
 今展には奨学金を受けている高校生の絵画と写真合わせて15点を展示。県内高校生の絵画23点も合わせて紹介する。県文化国際課は「同じ高校生でもフロリダと和歌山でどういったところに違いがあるのか、またどこに共通点があるのかを、言葉じゃなく絵画を通して感じてほしい」と話している。
 開場時間は午前10時から午後5時まで。火曜休館。
      
書道でふれる日本文化
      
書道を体験するフロリダの高校生
手本を見ながら丁寧に筆を運ぶ
 交流絵画展に関連し、「芸術顕彰プログラム」ダンス部門最優秀奨学生のヴァージニア・マンディさん、音楽部門最優秀奨学生のクリストファー・アドキンズさん、州芸術教育連盟オペレーションマネジャーのアンジェラ・マルティネスさんの3人が3月13日に来県。翌14日に和歌山市手平の県国際交流センターで書道を体験した。
 「難しく考えずに、楽しんでくださいね」と同センターの木村恵子さんのあいさつで開始。「ペンは斜めにして書きますが、筆は必ず立てて使います」と筆の持ち方を教わった後、縦、横の線、はね、はらいなど基本を練習した。途中、クリストファーさんから「墨はどうやって作るのか」「手本を見ると一本の線でも太いところ、細いところがあるが、その方がかっこいいのか」など質問が飛び出す場面も。
 この後、いよいよ作品制作へ。ヴァージニアさんは自分の名前を漢字で表現した“ 蒔新阿”と“舞”の文字をポストカードに書いた。木村さんから「GOOD!」とお褒めの言葉をもらったヴァージニアさんは「初めてにしてはうまくできたと思います」。一方、“想像的音楽家クリス”と書いたクリストファーさんも「最初は先生のように腕が動かなかったけれど、練習してできるようになってから楽しくなってきた」とにっこり。
 書道を通して日本文化の一端を体験した2人。ヴァージニアさんは「日本文化はアメリカと違うことも多く、いろんなことに興味があります」、クリストファーさんは「和歌山は山の風景が美しい。いろんなところで写真を撮りたい」と和歌山での滞在を楽しみにしていた。