和歌山市三田地区連合自治会(前田與志夫会長)は、同地区の歴史や文化をまとめた「三田郷土誌」(写真)を発行した。
同自治会は三田の魅力を再認識してもらおうと1993年、地元住民7人に郷土誌編集を依頼。残された史料や、お年寄りの話をもとに百数十回もの会議を重ね、8年余りかけてまとめた。
郷土誌は6章で構成。地名の由来や地形、災害状況などを書いた「自然と地名」、原始から現代までの歴史を記した「時代の流れ」、生活や行事、子どもの遊びを掲載した「民俗」のほか、産業や教育の変遷、地域の施設や団体をまとめている。
編集委員の秦昭長さんは「災害などでほとんど資料が残っておらず、古文書など資料の発掘に苦労しましたが、村のことをまとめた『三田村是』が見つかったのは一番の発見でした」。
編集委員は、それぞれ三田小学校の総合学習の時間に地域の歴史を伝える講師をしており、「授業の中で使ってもらえればうれしい」と話している。
A5判。396ページ。希望者には市三田連絡所(073・471・1754)で、実費2,000円で配布する。 |