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| 「ぜひ入賞したい」と意気込む県和商相撲部のメンバー |
少年相撲教室の効果!ー―。一時期は全国レベルの活躍をしながら部員不足から低迷にあえいでいた県立和歌山商業高校相撲部が復活してきている。2月に青森の「全国高校相撲弘前大会」でベスト8に輝く奮闘、あす3月24日(日)から高知で開かれる「第53回全国高校相撲新人選手権大会」でも上位入賞を狙う。レベルアップの秘密は10年前から県相撲連盟が小中学生を対象に始めた「少年相撲教室」。相変わらず部員は少ないが、教室を経験した実力者が“古豪復活”の原動力になっている。
同部は約100年の歴史があり、1955年前後は全国大会で数回優勝するなど隆盛を誇ったが、野球やサッカーに人気を奪われ、82年に休部。しかし、同部出身の松本透教諭が87年同校へ赴任し、「なんとか相撲部復活を」と勧誘を続け、91年に2人が入部したことで、再び活動を始めた。一昨年春の新人大会で全国3位、2月の全国大会でベスト8に輝くなど、再び名をとどろかせつつある。
レベルアップの裏には「入部する生徒を待つのではなく、育てよう」と県相撲連盟が10年前から始めた少年相撲教室がある。当初は4、5人だったが最近では常に15人ほどが集まる。96年以降、毎年、教室経験者が同校へ入学するようになり、着々と力をつけてきた。松本教諭も「高校で始めるより小さいころからやっていると違います。強い選手を集めている私立が活躍する中、公立では頑張っている方」と手応えを感じている。
明日から高知で開かれる新人選手権でも上位入賞が期待される。出場するのはキャプテンの當銘康宏くん(2年)、副キャプテンの松本孝司くん(2年)と、當銘啓伸くん(2年)、小森圭一朗くん(1年)、冨田有輝くん(1年)の5人。
キャプテンの當銘くんは「練習はきついけど勝ったときは本当にうれしい。今大会はベスト3をねらいます」、松本くんは「下半身の力をつけているところです。みんな強くなってきている」、小森くんは「体を大きくするため毎日6食です」と意気込みは充分。
松本教諭は「みんな厳しい練習にもよくついてきてくれます。試験前は集まって勉強するなどチームワークがいい。“前へ出る相撲”で勝ち進んでいってほしい」と話している。 |