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| 坂本校長(右)が台湾の料理学校生徒を指導 |
台湾の料理学校に通う学生50人が18日、和歌山市の中部コミュニティセンターで日本料理に取り組んだ。指導に当たったのは、和歌山クッキングスクールの坂本憲二校長ほかで、「日本料理の入口」を紹介した。
学生たちは台湾の国立高雄餐旅学院の2年生。修学旅行で来日し、ユニバーサル・スタジオやディズニーランドを回る合間に和歌山に立ち寄った。台湾は最近、日本料理ブームだが、学校で日本料理を教える人はいない。このため昨年10月、坂本校長が同校に赴きサバの三枚おろしなどを指導。その縁で、今回は学生が“本場”を訪問してきた。
この日は、典型的な日本料理として、天ぷらとにぎり寿司がテーマ。坂本校長が「カリッと揚げるには衣の練り方が重要。また、油の温度は衣を少し落として判断する」など、日本料理独特の作法を伝授。学生らは真剣な目で講師の手元を見つめ、熱心にメモをとっていた。
続く実習では、グループに分かれてエビをむいたり、魚を切ったり。さつまいもを鍋に入れすぎて注意された陳建霖(チェン・チエンリン)さんは、「鶏の唐揚げだと、一度に全部入れて最後に温度を上げればちゃんと揚がる。でも、日本料理は温度の保ち方が難しい」と感想を話していた。
坂本校長は「日本には『寿司と天ぷらは立って食え』という言葉があるほど、手際よさが求められる」と解説しながら、「料理を通して友好を深め、将来は台湾で日本料理の調理師試験を実施できるよう手助けしたい」と意気込んでいた。 |