間もなくお父さん、お母さんになる人に子育てについて理解を深めてもらおうと2月24日、和歌山市保健所で「両親教室〜子育てを分かち合うために」が開かれ、妊娠中の女性とその家族ら約110人が参加した。大半は夫婦で出席、慣れない手つきで赤ん坊を抱きあげたり、男性は妊婦体験に挑戦して大変さを実感していた。
教室はリコーダーアンサンブル「夢笛」によるマタニティコンサートで幕開け。『ちゅらさん』のテーマ曲、Kiroroの『Best Friend』や、『千と千尋の神隠し』のテーマ『いつも何度でも』など優しい音楽に耳を傾けた。
続いて、和歌山大学教育学部の植田千晶助教授による講演「子どもとの話し方」。3歳児が積み木をうまく積めずに崩れてしまったときを想定し、どんな言葉をかけるのか、その時の子どもの心理はどうかなどを、それぞれ考えた。
最後は沐浴や妊婦体験、赤ちゃんだっこなどのコーナー。特に、腹におもりが入った器具を男性が装着する妊婦体験が人気で、30人以上が疑似妊婦に取り組んだ。男性にとってそれほど重さを感じない器具だが、装着したまま床のティッシュをとったり、階段を上ったりしているうちに、「ずっとこんな状態だとしんどいと思う」といった声が聞かれた。
主催した市保健所は「男性にマタニティ体験や育児学習機会を提供することで子育てに対する理解を深めてもらうと共に、母親の育児不安が少しでもなくなればと実施しています。6回目ですが、毎回、男性も熱心にやってくれますよ」と話していた。 |