自然からのSOS聞いて
県立自然博物館
ニホンオオカミのはく製など
県立自然博物館(海南市船尾)は「県レッドデータブック」に紹介されている生物の実物標本や写真を集めた企画展「自然からのSOS」を5月26日(日)まで開催している。
同展は、県が作成した「県レッドデータブック」に記載されている生物の標本を展示し、生物の置かれている現状を知ってもらうのがねらい。ほ乳類や植物、鳥類、両生類魚類などの絶滅種23種、絶滅危惧種34種を、写真や標本で紹介している。
中でも、絶滅種のニホンオオカミのはく製は長年、和歌山大学が所蔵しているもので、世界に6体、国内に3体しかない珍しいもの。
また、植物では、県内で和歌山市、打田、貴志川町のみに残る絶滅危惧種のオニバスの標本を展示しているほか、カワハンミョウやギフチョウなど絶滅種の昆虫類の標本も多数、展示している。
同館の山元晃副館長は「10年前に比べ自分たちの周囲の生物がどれだけ減っているか知ってもらいたい。生物を自分たちで守る意識を持ってもらえれば」と話している。
(
写真
=ニホンオオカミのはく製は世界的にも珍しい)
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