全日本花いっぱい和歌山大会に合わせ、和歌山市湊本町の市立博物館は特別陳列「描かれた花々ーミュージアム・コレクションを中心に」を開催している。5月26日(日)まで。
「人々と花のかかわり、生活の中に息づいた花々を紹介し、花を愛でる気持ちはいつの時代も同じということを感じてほしい」と同館の絵画や工芸品のうち、花が描かれた作品54点を4つのコーナーに分けて紹介する。各コーナーの主な展示物は次の通り。
文人墨客が描く花々=江戸時代に和歌山で活躍した絵師や藩士、本草学者、十代紀州藩主の治宝らが描いた花や川端龍子の「夕月」▽縁起・物語の中の花々=「紀三井寺縁起」「熊野縁起」「道成寺縁起」や紀州藩家老、三浦為春の小説「あだ物語」に描かれているサクラを中心とした花▽工芸品の中の花々=陶磁器や着物など、生活の中に息づく花々▽風景の中の花々=近世初期に和歌浦を描いた風景画の中の花。紀州藩江戸藩邸の庭を春夏秋冬に分けて描いた「赤坂御庭図画帖」、絵師が描いた富士の図。
また、講座「江戸時代の花々」として、同館学芸員が次の日程とテーマで話す。時間はいずれも午後1時半から。11日(土)=紀州の本草学と花▽18日(土)=紀州の風景画と花▽6月1日(土)=本居宣長と花。
開館時間は午前9時から午後5時(入館は4時半)まで。7日、13日、20日は休館。入館料は大人250円、高大生150円、小中生100円。問い合わせは同館(073・423・0003)。
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