生活を芸術に 西村伊作の世界
県立近代美術館
絵画、陶芸、建築資料など300点
         
西村伊作が設計した自邸(1914年竣工) 新宮市出身で、近代住宅の父といわれる建築家の西村伊作(1884ー1963)の作品や活動を紹介する「『生活』を『芸術』として 西村伊作の世界」展が県立近代美術館(和歌山市吹上)で開かれている。7月14日(日)まで。
 西村は日本でいち早く生活レベルで本格的な欧米化を実現したモダニスト。文化学院の創設者であり、現代の「居間」を中心にした住宅建築の基礎を築いた。また、建築にとどまらず、絵画、写真、日常品のデザインを多く残している。
 同展は「西村伊作、その思想と芸術」「西村伊作、社会での実践」の2部構成。数多い抽象絵画や陶芸作品、西村建築事務所が行った仕事の数々を300点の資料などで紹介している。
 開館時間は午前9時半から午後5時。月曜休館。一般810円、大学生510円。

◇   ◇

 期間中は同館で関連イベントとして講演会(6月1日、29日、7月6日)、ミュージアムトーク(6月22日)、上映会(6月8日、29日)、ワークショップ(6月15日=楽器づくり、7月13日=石と布を使って。要予約)がある。参加無料で先着順。問い合わせは同館(073・436・8690)。

写真=西村伊作が設計した自邸=1914年竣工)