建築物の歴史を通して和歌山を見直そうと、和歌山マリーナシティのわかやま館(和歌山市毛見)で「写真でたどる和歌山の建物と歴史“明治・大正・昭和たてもの物語”」が開催されている。和歌山市の建築家、中西重裕さんが和歌山新報に掲載した文章や写真で古い建物の調査結果を紹介するもので、7月18日まで4期に分けて展示する。
6月1日から14日までは「あの日に帰りたいー語り始めた煉瓦たちー」と題して展示。友ヶ島砲台跡、和歌山銀行新通支店、不老館など約20カ所が紹介されていた。有田市から来ていた佐山弘和さん、和美さん夫妻は「古い家に興味があったので見に来ました。車で通って見かけるところもあれば、知らないところも多かった」。兵庫から来ていた若林将治さんは「どこかで見たことのあるような風景もあり、古い建物はいいものだなあと見ていました」と話していた。
28日までは「今も残る大正から昭和初期の和歌山」と題して展示中。今後は、29日から7月5日まで「明治からの贈り物ー西洋館ー」、7月6日から18日まで「中国大連・ハルピンの歴史的建造物ー旧満州に残る日本人建築家たちの夢ー」をテーマに紹介する。
また、23日(日)、30日(日)、7月6日(土)の3日間は同館2階のレクチャールームで、中西さんの解説でスライド上映会がある。各日午後2時から3時半まで。
中西さんは「レンガの建物や洋館など、よく見ると面白いものが残っている。これを見て、和歌山はすごい町なんだと再認識してもらいたい」と話している。
問い合わせはスタジオハルピン(073・426・5001)。
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