元気に歳をとろう
中高年向け『J.B.Press』
女性2人が情報紙
元気に歳をとろうーー。和歌山市内に住む宮井香女子さん(42)と山本智子さん(41)の2人が中高年向けの生活情報紙『J.B.press』を創刊した。企画、編集をはじめ、印刷、配布もすべて手仕事で1000部を発行。「いずれは自分たちも歳をとっていきます。高齢化の時代、長い人生楽しく過ごせる提案をしていき、元気なおじいさん、おばあさんが増えてくれれば」と話している。
2人は昨年、和歌山市男女共生推進センターが開いた講座「情報誌を作ろう」に参加。山本さんは子どもが通う小学校のPTAだよりの勉強に、宮井さんはホームページ作成の参考になればとそれぞれ参加したきっかけは違ったが、ともに情報紙編集に興味を持ち、和歌山で何か発行したいと考えた。
「和歌山でどんなものが出ているのか調べた結果、一般を対象にしたものや若者向けはあるが、高齢者向けの情報紙があまりない」ことに着目。中高年向けの生活情報紙を出すことを話し合い、昨年9月から本格的に活動をはじめた。「J.B.」はそれぞれ「おじいさん、おばあさん」「おじさん、おばさん」の「じ」「ば」からとり、発行元の名称も「オフィス2B(2人のおばさん)」と決めた。
創刊号は、ウオーキングをテーマに和歌浦の高津子山の遊歩道のリポートや弁当店の紹介を2ページで特集。シリーズではグループ紹介や、老健施設でリハビリメイクのボランティア活動をしている池端秀之さんのシニア世代の化粧アドバイス「化粧師“秀”のキレイ塾」を掲載している。
取材を通して宮井さんは、「お年寄りはみな熱心で、意気込みを感じました。でも、情報があまり行き渡っていないようで、情報がないから何か活動したくてもできずにいる人も多いはず。知恵や経験を生かす場を見つけていただいて、若い人に伝えてもらえれば」。山本さんは「今回は“楽しめること”の企画が多かったですが、ゆくゆくは年金や介護保険、消費者への啓発の記事にも取り組んでみたい」と話している。
隔月刊で、8ページ。次号は7月1日発行の予定。ビッグ愛内のいきいき長寿社会センター、りぃぶるや、宮井平安堂などで無料配布している。問い合わせは郵便(〒640・8799和歌山中央郵便局留、オフィス2B「J.B.press」係)で。
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=「わかりやすく情報を伝えたい」と宮井さん(左)、山本さん)
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