「全日本ラージボール卓球選手権大会」が5月9日から12日まで山口県で開かれ、本町卓球クラブ(和歌山市)の小谷典男(45)・西嶋一(43)ペアが男子ダブルス40歳以上Aクラスで優勝、2連覇を果たした。2人は「去年はがむしゃらに頑張っての初優勝。今年は前回優勝していた分、『格好の悪い試合はできない』との気持ちがありました。それだけに喜びは大きい」と話している。
全国から約1900人が参加した国内最大のラージボール卓球大会。全国大会などの出場者がそろうA、都道府県や市町村大会出場者が参加するB、それ以外のCの3クラスに分かれ熱戦が展開された。
試合は1セット11点先取で、2セット取った方が勝ち。小谷さんがつなぎ、西嶋さんが決めるのが得意パターンの2人は、予選リーグを難なく突破し、決勝トーナメントへ駒を進めた。
苦しんだのは準決勝。1セットずつ取り合い、迎えた最終セット。序盤からリードを許し、一時は6ー6まで追い上げたが、再び突き放され、7ー10でマッチポイントを許す苦しい展開に。しかし、ここから5点を連取、鮮やかな逆転勝ちを収めた。小谷さんは「後から聞くと、西嶋さんは第3セットの序盤に『危ないかな』と感じたそう。私は追いついた後、また離された時に『アカンかな』と思いました。2人同時にあきらめなかったのが良かったのでしょう」と振り返る。
厳しい試合を乗り越えた後の決勝。「準決勝であれだけしんどい思いをした分、負けたくない」と気合い十分でのぞみ、第1セットは奪われたものの、その後は危なげなく試合を運び、またもや逆転勝ち。2年連続で金メダルを手にした。
「いつも『最後まであきらめるな』との気持ちでいますが、改めてその大切さが分かりました」と小谷さん。「できれば来年も西嶋さんと組んで、3連覇をめざしたい」と話している。
このほか、同クラブ勢では、島本志郎さんが男子50歳代シングルスAクラスで3位、矢田法子・多恵馬厚子ペアが女子70歳代ダブルスBクラスで3位にそれぞれ入賞した。
|