銭湯の魅力 見直して
海南浴場組合
9軒制覇で商品券
公衆浴場 海南市内の公衆浴場9軒でつくる海南浴場組合(東佳男組合長)は7月1日、9浴場すべてに入浴した人に商品券をプレゼントする「遊遊入浴キャンペーン」を始めた。家庭内に風呂が普及し低迷する「銭湯」の魅力を見直してもらうのがねらい。東組合長は「ゆったり、たっぷり、のんびりできる銭湯の魅力を知るきっかけにして欲しい」と話している。
 1960年代まで海南市には公衆浴場は25軒あった。しかし、それ以後、減少の一途をたどり現在はわずか9軒。同組合によると、入浴設備をもたない家がほとんどなくなったうえ、ライフスタイルが変化し、銭湯で地域の人と語り合う生活習慣が廃れていったのが原因で、現在も後継者難など厳しい状況にあるという。
 キャンペーンは同組合が公衆浴場離れをなんとかしようと企画。各浴場に設置している「遊遊入浴パスポート」を手に同組合加盟の9軒をまわって入浴。スタンプがそろうと、市内の専門店街の商品券(500円)をプレゼントする。期間は12月31日まで。また、子どもたちにも浴場に親しんでもらおうと9月30日まで、小学生以下の入浴料を無料にした。
 東組合長は「浴場は『裸の触れあいの場』『憩いの場』と言われながら市民から遠のいている。何かを試みなければならないと思った」とし、「親子で公衆浴場の良さを知ってもらいたい」と話している。問い合わせは宝湯(073・482・1726)。 

写真=公衆浴場はもちなおすか)