根強いふるさと志向
来春大卒予定者の就職意識
         
 県雇用推進室がまとめた、来春、大学卒業をひかえた学生の意識調査によると、県内で就職を希望する学生が45・7%と昨年より、2・8%増加。学生に根強い「ふるさと志向」がうかがえた。
 同室は昨年12月から1月にかけ、県内出身の大学生1968人に調査票を送付、337人から回答があった。
 調査結果によると、「県内就職希望」の45・7%に次いで「特定地域にこだわらない」が35・3%、「県外就職希望」19・0%の順。「特定の地域にこだわらない」「県外就職希望」と回答した人でも「労働条件などが合えば」「労働条件が多少合わなくても」と条件付きながらも、将来、Uターンを希望する人は86・5%となっており、ふるさと志向の強さを裏付けている。
 一方、県外就職希望者で、他県で働きたい理由は、「都市圏で就職したい」と答えた者が46・9%と最も多く、続いて「県内に希望の就職先がない」が39・1%だった。ただ、県外就職希望者でも希望する就職地域は関西が約90%を占め、同室は「ふるさと近くで就職したい意志の表れ」とみている。