久保選手は身長180センチの長身フォワード。ボールをキープして相手ディフェンダーを引きつけ、味方選手が攻撃に転じる時間を作ったり、攻撃のリズムを変えたりするポストプレーを得意としている。
ナショナルトレセンは05年のU―17世界選手権、08年の北京オリンピックをにらみ、選手の発掘と育成を目的に日本サッカー協会が開催。全国から新中学2、3年の約160が参加した。
20日から5日間のトレーニングは、午前、午後の練習、夜のミーティングとサッカー漬けの日々。24日には、翌日から29日まで行われるU―16日本代表候補トレーニングキャンプのメンバー30人が発表され、久保選手も選出された。「全体のレベルが高かったため、選ばれる自信はなく、意識がなくなるくらいうれしかった。夢かと思いました」
U―16キャンプは新高校1年と中学3年で実施。4月11日からのフランス遠征をにらみ、守備面の練習が中心だった。「みんな身長が高くて、当たりが強い。キックも正確でした」と久保選手。フランスへの切符18枚をかけた厳しいサバイバル合宿だったが、「自分でボールを持ってドリブルもできる。ポストプレーにも自信を深めた」と振り返る。キャンプ中に腰を痛め、フランス行きはならなかったが、U―16の布啓一郎監督らスタッフからは高い評価を得た。
小学2年でサッカーを始め、フォワード一筋の久保選手。抜群のスピードとテクニックを誇るフランス代表フォワードのアンリが目標で、将来は「スペインリーグでプレーしたい」と話す。アズールの保田義忠監督は「技術、体力とも良いものを持っており、いつも向上心を持って取り組んでいる。向上心に対する貪欲さを忘れず、グラウンドの外でもみんなの手本になるよう心がければ、日本代表は見えてくると思います。その時その時の結果にとらわれ過ぎず、前を見て取り組んでほしい」とエールを贈っている。
アズールは指導者スタッフ募集中。問い合わせは井谷さん(岩出0736・62・2039)。
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