ノーリツが風力発電導入へ
「温暖化対策は社会責任」
       
稼働した風力発電施設 写真処理機器メーカーのノーリツ鋼機(和歌山市梅原)が風力発電装置を同社敷地内に設置、3月27日から発電を始めた。
 風車は3枚羽の水平軸プロペラ式可変翼型で、プロペラの直径は45メートル、最高地点は77メートル。設置場所は標高170メートルの山頂。安定した風が吹くことで導入に踏み切った。近畿の民間企業では初めての導入だが、県内では吉備町に続き2例目となる。
 風速毎秒13メートルで定格出力600キロワット。年間の総発電量は100万キロワットで本社工場が使用する電力の5%をまかなう。総工費は1億7500万円。9年目から単年度黒字に転換し、22年で償却する予定。
 同社は地球温暖化対策の取り組みとして、2年前から自然エネルギーの導入を検討してきた。これまでも社員の通勤バスや工場内移動用車に液化天然ガス車を導入するなどの取り組みをしてきた。風力発電について佐谷勉副社長は「企業としての社会的責任を果たすためです。太陽光発電も検討しましたが、メンテナンスや経費を考えて風力発電を選択しました」と話している。

写真=稼働した風力発電施設)