2カ月にわたり進めてきた県民文化会館(和歌山市小松原通)の改修工事が完成した。要望の多かった大ホールの女性用トイレを増設し、障害者用トイレを設置した。表広場には人工肛門や人工膀胱を使用するオストメイト対応のトイレを新設し、利用者の利便を図った。同館は「一部の会議室もリニューアルし、サービス向上に努めた」と話している。
県民文化会館は1970年の建設。大幅な改修工事は1990年に行った客席の改修以来。
大ホールの女性トイレは19室あったのを29室に増設。ホールの利用者は8割近くが女性のため、休憩時間にトイレが大変混雑し、増設を求める声が多かった。同館のトイレはこれまで浄化槽で対応していたため増設できなかったが、昨年、公共下水道が通ったことで、今回の大幅増設が可能になり、障害者用トイレも1室加えた。
表広場には多目的トイレを新設。介助が必要な重度障害者、乳幼児も使用できる多目的トイレで、人工肛門、人工膀胱の人のために、しびんなどを使って排泄できる洗浄施設を備えた。
その他、小ホールの音響施設や館内のスプリンクラーを改修、広場の床面タイルも貼り替え、会議室3室をリニューアルした。
また、この改修の完成に合わせ、これまで休館だった火曜日を第3火曜を除いて開館することにした。同館管理業務課は「トイレはピンクやブルーのタイルを使って美しくなった。よりサービス向上を図り利用を促進したい」と話していた。
(写真上=女性トイレは新タイルで美しくなった、写真下=広場の新トイレはオストメイト対応)
|