国内唯一の古楽コンクール
チェンバロ部門で優勝
打田町出身の野澤知子さん
         
野澤知子さん 打田町出身でフランス留学中の野澤知子さん(30=写真)が4月26、27日に山梨県で開かれた「第17回古楽コンクール」チェンバロ部門で優勝した。野澤さんは「自分の演奏を評価していただいたのはうれしかったですが、『今後、頑張らなければ』との気持ちでいっぱい」と気を引き締めている。
 4歳から音楽教室へ通い始めた野澤さん。高校卒業後、留学先の英国王立音楽院でグランドピアノに似た鍵盤楽器チェンバロと出合い、バッハ以前の音楽に興味を持ち始めた。その後、1999年4月から今年3月まで東京芸術大学大学院古楽科で学び、現在はフランス・ストラスブール音楽院で研鑽中。
 過去の受賞者にカウンターテナー歌手、米良美一さんがいる「古楽コンクール」は、古楽の分野で日本唯一のコンクールで、「以前から受けてみたいと思っていました」と野澤さん。今年は24人が参加し、1位に選ばれた。
 野澤さんにとって古楽は「自分を素直に表現できる音楽のジャンルです」ときっぱり。「今後の演奏活動を通じて、古楽の魅力を伝えられるよう頑張ります」と話している。