紀伊駅バリアフリー化
車イスで楽々ホームへ
コスモス養護生が歓迎
         
エレベーターを使用する生徒たち JR阪和線紀伊駅(和歌山市北野)に2003年3月、エレベーターが設置されるなどバリアフリー化が図られ利用者に好評だ。5月13日には、駅近くの県立紀伊コスモス養護学校(同市弘西、宮本孝子校長)の生徒が校外学習で利用。「使いやすくなった。うれしい」と一様に目を輝かせていた。
 エレベーター設置は1日の利用者が5000人以上の駅を対象にした国の交通施設バリアフリー化整備補助金を活用。4基を新設したほか、多機能トイレを設置。階段の傾斜も緩くした。
 このバリアフリー化を歓迎しているのが県立紀伊コスモス養護学校の生徒たち。13日は、県立近代美術館への校外学習では戸田行宣くん、松岡由依子さん、今道未佳さん、森田隼冴くんの高等部4人が同駅を利用し和歌山駅を目指した。
 午前9時すぎに学校を出た4人は駅で、自分たちでエレベーターに乗り込み、ホームへ降りた。電動車イスを使う戸田くんは「エレベーターはもう少し余裕が欲しいけど、電車に乗る機会が増えうれしい」。松岡さんは「トイレも広く使いやすそう」。今道さんは「これまでは階段で先生に車イスをもってもらっていたけど、エレベーターがあると自分で移動できます」。南有紀教諭は「電動車イスの場合は階段で持ち上げるのに力がいりましたが、余裕をもって行動できます」と喜んでいた。
 1日の利用者が約8000人にのぼる同駅の木村忠元駅長は「改札前のスペースも広くなり、特に高齢者には喜んでもらっています。養護学校の生徒さんにも喜んでもらえうれしい」と話していた。

写真=エレベーターを使用する生徒たち)