ニュース和歌山企画の「牧宥恵さんと行く心のおくすり旅」(旅行主催・読売旅行和歌山営業所)が5月24日にあり、73人が京都宇治の名刹を巡った(写真)。4回シリーズの第2回。牧さんの巧みな解説と法話に耳を傾けながら拝観し、なごやかな雰囲気で仏像鑑賞を楽しんだ。
牧さんは岩出町の根来寺境内にアトリエを構える画僧。その経験と知識を披露してもらい、仏教文化の奥深さにふれるのがこのシリーズの目的。今回は新茶の季節にちなんで宇治を訪ね、最初に当地の氏神、宇治上神社に参拝した。本殿が世界遺産に指定されており、平安後期に建てられたという我が国最古の神社建築をしばし眺め、手を合わせた。
続いて中国禅宗の流れをくむ黄檗(おうばく)宗の総本山である萬福寺を拝観。境内は中国明代の禅寺様式になっており、ずらりと並ぶ羅漢像などその異国的な雰囲気を楽しんだ。同寺でまた中国から伝わった精進料理「普茶料理」を味わい、独特の風味に舌つづみを打った。
このあと平等院を拝観。世界遺産に指定されている美しい寝殿造りの鳳凰堂の中に入り、平安時代の傑作である阿弥陀如来や雲中供養菩薩、天蓋(てんがい)を鑑賞した。いずれも900年以上の年月を経ながら、その変わらない優雅さで魅了。最後に寺院近くの茶屋で新茶の接待を受け、帰路に就いた。
阿弥陀如来にみとれていた女性は「円満なお顔を眺めていると心がなごみますね。こんな美しい仏さまが1000年近く守られてきたのはほんとにありがたいことです」と話して、一心に手を合わせていた。
同シリーズの第3回目は9月27日(土)に実施予定。美術鑑賞をテーマに、牧さんの解説で小松均美術館、相国寺承天閣美術館、京都国立博物館を見学する。旅行代金は1万円。問い合わせは読売旅行和歌山営業所(073・433・1366) |