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地震や津波など災害時の避難場所を示す誘導灯を、和歌浦のまちづくりに関し情報交換を続けているグループ「とうげん塾」(中畑智明代表)がこのほど、和歌山市和歌浦南の和歌浦漁港近くの高台に設置した(写真右)。場所を提供した同塾の東元正臣さんは「太陽光と風力で発電しますから、停電しても避難場所が分かりますし、日ごろは防犯灯として活用できます」と話している。避難誘導灯設置の背景には、宝塚市に住む東元さんが阪神淡路大震災に見舞われたとき、停電で真っ暗になったため動くこともできず過ごさねばならなかった経験がある。「震災後に停電した場合、すぐに送電すると漏れたガスに引火する危険があるため、どうしても復旧まで時間がかかる」と説明。「誘導灯は、太陽光と風力で発電しバッテリーも備えていますから、非常時に役立ちます」。同塾に参加する毛見孝幸さんは「映画館など暗い建物には非常出口のサインがありますが、街にはない。誘導灯がその役割を果たします」と強調する。 誘導灯は、昨年(2005年)、県が募集した「現代版『稲むらの火』事業」の優秀賞に輝いたハイブリッドライトポールで、白浜のアルファー・サービスが製造。今回は設置第1号で、販売元の和歌山環境機器販売協同組合が提供した。高さは約4メートル。上部に太陽光パネル、その下に「避難場所・天神山」と書いたパネルと、風車、下部にライトが付いた案内板がある。人が5メートル以内に近づくとセンサーが感知しFMラジオが流れる仕組みで、東元さんは「和歌山市には防災放送がありませんが、将来開始されたときは、それを流したい」と考えている。誘導灯は普段、街灯、防犯灯として利用している。東元さんは「犯罪抑止と、地域住民の防災意識啓発に役立つ」とし、和歌山市はじめ行政に設置を呼びかけていく。 写真=とうげん塾の集まり。左奥が東元さん |
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