和菓子「紀らやか」
新しい和歌山名物に
和歌山市内の8業者が製造販売

     
 和歌山市と市内の菓子業者が協力し製品化した和菓子「紀らやか」(写真)の販売が始まった。複数の菓子業者が同じ商品名の菓子を製造販売することで新名物を生み出す試みで、市まちおこし推進課は「新しい和歌山名物として定着して欲しい」と話している。
 まちなか観光交流事業の一環として生まれた「紀らやか」は、焼き芋パウダーでつくった生地であんを包み焼き上げた焼き菓子。中のあんは各店が趣向をこらすことができ、こしあんや、しろあん、中には果肉を使う店もある。
 市内の業者が試作品をつくり、市が製造販売に参加する事業者を募集。紫香庵、清進堂、川口屋、春栄堂、鶴屋忠彦、駿河屋、粉吉、サブールの八業者が名乗りあげた。今月中には全店に並ぶ予定。
 9月上旬から販売を始めた紫香庵(同市七番丁)はこしあんを使った「紀らやか」を販売。同店は「1日100個以上売れる日もあります。思っていた以上に反応もよくて、今後盛り上がって和歌山の名物になってくれれば」と話している。市まちおこし推進課はさらに参加する事業者を募っており、「多くの店であつかってもらえれば名物として認知される。また、店により中身が違うので、いろんな味が生まれ、違う楽しみが広がります」と話している。問い合わせは同課(073・435・1233)。