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県内で自転車の盗難が増加傾向にあることから県警はこのほど、自転車盗発生件数が県内2位の宮前駅前で自転車の施錠を呼びかけるキャンペーンを実施した。県内の刑法犯認知件数は2001年に2万4300件を数えピークを迎えた。これに対抗するため、県警が街頭犯罪等総合対策室を設置、また、市民の自主防犯活動が盛んになったこともあって減少に向かい、05年には1万6600件とピーク時の3分の2までになった。 今年(2006年)に入ってからは、6月までの上半期は昨年同期比で1%前後の微減にとどまっているが、車上ねらいは26%減の651件、部品ねらいは18%減の323件となっている。 その一方、今年上半期の自転車盗件数が前年同期から19%増の1267件を数えた。発生場所は和歌山駅周辺が58件で最も多く、これに宮前駅37件、岩出駅31件と駅周辺が続く。駅以外では大型量販店やゲームセンターの駐輪場が目立つ。 自転車盗については、97年の4500件をピークに下がり続け、昨年は2500件にまで減少していた。一時期に比べると増えてはいるものの必ずしも多いとは言えない状況だが、早めに対策をとった格好だ。 被害のうち約6割が施錠しておらず、また、被害者の6割以上が中高生だったことから、9月6日の通学時間帯に宮前駅前駐輪場で施錠を呼びかけるチラシとワイヤーロックを配付した。 ロックを受け取った高校生は「鍵をかけているので大丈夫ですが、以前、先輩が盗られ、困っていました」。県警は「自転車利用者の意識啓発はもちろんですが、犯罪者に対する抑止効果もにらんでいます」と話していた。 写真=ワイヤーロックを配り施錠呼びかけ(宮前駅前駐輪場で) |
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