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| 2003年12月から、関東、近畿、中京の3エリアで始まった地上デジタル放送、通称「地デジ」。県内では昨年(2005年)6月からNHK和歌山放送局が始め、10月1日(日)からテレビ和歌山が開始。さらに毎日、ABC、関西、読売の民放四社も来年3月までにスタートさせる予定だ。 | ||||
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地上テレビ放送のデジタル移行は、電波の有効利用が目的。通信などに使える電波は一定の周波数のところだけで、現在、日本ではすき間がないほど過密に使われている。この状況を改善するため、アナログ放送より効率的に電波を利用でき、混信の影響を受けにくいデジタルに変更。これにより、テレビ放送に使っている周波数の一部を携帯電話など他の用途に活用できるようになる。地デジの売りは、まず鮮明な映像と高音質。アナログ放送では建物の影響などで電波が反射し画面がぶれることがあったが、デジタル放送ではなくなる。また、簡単なリモコン操作で、天気予報、ニュース、地域情報、番組情報をいつでも得ることができるデータ放送も特徴。1つのチャンネルを分割し、2〜3番組を同時に放送することもできる。 このほか、番組表がテレビで見られる▽双方向サービスでクイズやアンケートなど視聴者参加型番組を楽しめる▽携帯電話や車載テレビでもきれいな映像で見られる---などがアナログ放送との違いだ。 テレビ和歌山は10月1日(日)からスタート。自社制作では朝と夕方のニュース、金曜午後7時から2時間生放送の「@あっと!テレわか」などがハイビジョンとなる。また、テレビ東京制作番組も含め、全体の35%、午後7時から10時までのゴールデンタイムに限れば76%がハイビジョンで楽しめる。 今年に入り同社には、「自分の住む地域は地デジをいつから見られるのか」といった問い合わせが増えており、視聴者の関心の高さがうかがえる。放送はまず親局のある和歌山市からで、12月中に海南と那賀の中継局もデジタル化するため、本紙配布地域は年内に楽しめそうだ。同社は「リモコン一つでニュースや天気予報が見られるなど親しんでもらいやすくなる。地デジの新しい仕組みを生かしながら、視聴者とより密接な関係をつくっていきたい」と話す。 様々な特徴を持つ地デジには、行政も注目している。県情報政策課は「アナログ放送では臨機応変な情報提供がなかなか難しかったが、地デジのデータ放送を使えばリアルタイムの情報発信が可能。地域に密着した情報、災害時の情報など、活用の幅が広がる」と見ている。地デジの可能性や新しい情報サービスについて知ってもらおうと、同課に事務局を置く県情報化推進協議会とテレビ和歌山は9月30日(土)午後1時半から、フォーラム「見るテレビから使うテレビへ-地域テレビの未来」を和歌山市湊通丁北のアバローム紀の国で開く。慶応大学の國領二郎教授が「地上デジタル放送と地域の情報化」と題し講演。この後、パネルディスカッション。地デジ体験コーナー、最新機器展示もある。無料。 当面は各テレビ局ともアナログとデジタルの両方で放送するが、2011年7月24日までに地デジへ完全移行するため、それ以降は対応機器をそろえないと見られなくなる。県情報政策課は「県内には難視聴地域もあり、そんな場所では山の上などに設けた共同受信施設の改修が必要。地デジの周知は大きな課題で、今後も時機に応じて啓発イベントを開いてゆきたい」と話している。 写真上=データ放送のイメージ。リモコンの青ボタンを押すと天気予報、赤ボタンでニュースがいつでも見られる 写真下=「@あっと!テレわか」放送中のテレビ和歌山スタジオ |
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| 地デジを見るにはどうしたらいいの? | ||||
| 地デジに関する素朴な疑問を県情報政策課に聞きました。 Q 地デジを見るには? A 専用チューナーか、対応テレビが必要。UHFアンテナもいるが、和歌山の場合、現在使っているもののほとんどがUHFのため、新たに購入しなくてもOK。 Q 和歌山市内ならどこでも10月からNHKとテレビ和歌山の地デジが見られるの? A アンテナが木ノ本局を向いている家ではまず見られるが、海南局を向いている家もある。この場合はもう少し先に。 Q 携帯電話で見る場合の通信料やNHK受信料は? A いずれもかかりません。 ※このほか、地デジに関する問い合わせは総務省受信相談センター(0570・07・0101)、地デジ推進協会(http://d-pa.org/)。 |
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