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| DV(ドメスティックバイオレンス)被害者支援ボランティア団体「マーマリング」が1月に発足した。県主催のDVボランティア養成講座を修了した女性9人が、月1回の勉強会を開き、3月には同じ志を持つ人に向けて養成講座を実施する。松浦さゆり代表は「DV被害から目を背けず、明るい社会になるお手伝いができれば」と話している。 | ||||
DVは一般的に「夫や恋人など親密な関係にある、またはあった男性から女性に対して振るわれる暴力」の意味で用いられる。身体的暴力だけでなく、心理的、性的、経済的、社会的暴力も含まれる。背景には、「男性が優位」との歪んだジェンダー思想があり、長年見過ごされてきた。かつては夫婦間の問題として考えられがちだったが、2001年の「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」(通称DV防止法)施行後、犯罪と規定された。しかし実際は、被害を訴えられないまま我慢している女性が多い。マーマリングはDVを社会問題と捉え、「誰もが自分らしく生きるために」を信条に結成された。「今も自分が被害者だと気づいていない人が大勢います」と松浦代表。「自分に原因があるのではと考え、一人で抱え込む。でも我慢した時点でDV被害者なのです」と実情を語る。 被害者の子どもも被害者だとの考えから「子どもを守る手助けをしたい」とメンバーの紺藤昌美さん。2年間被害相談を受けてきた種村秀子さんは「DVは人権侵害の極み。生命にかかわることもあるので責任と尊厳をもって取り組んでいきたい。そのために自分を常に高めていかねば」と決意を新たにした。 「マーマリング」とは英語で「つぶやく」の意味。様々な人が悩みをうち明けられる場になるように、一人ひとりとしっかり向き合い寄り添いながら、今後、公共施設でDV専門相談の受け入れや電話相談、教育機関で講演、アンケート調査を行うなど活動の幅を広げていく予定だ。 3月17日から岩出市桜台の桜台公民館で、全5回のDV被害者支援ボランティア養成講座を開く。講師は和歌山大学教育学部の米澤好史教授ほか。5回5000円。女性のみ先着20人。希望者はハガキに住所、氏名、年齢、電話番号を記入し、〒649・6227岩出市清水三五七、岩出郵便局留マーマリングへ送付する。3月15日必着。 問い合わせは松浦さん(0736・61・6346、午後2時〜5時)。 写真=DVについて話し合うメンバー |
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