お城で松のこも外し
暖冬が影響? 虫は少なめ

     
 啓蟄(けいちつ)の日の3月6日、和歌山城の松に巻かれていた「こも」を、城管理事務所の職員らが取り外した(写真)。
 わらで作ったこもは、昨年(2006年)11月7日の立冬の日、約270本の松に巻いた。樹木の表面に生息する虫が、暖かい場所へ移動する性質を利用し、毎年春の訪れを告げる啓蟄の日に外し、虫と一緒に焼却するのが慣例となっている。
 職員ら8人は松約270本にくくりつけていたこもを、手際よく外していった。「手間はかかるが、害虫被害防止に効果がある」と同事務所。ただ、暖冬の影響で中に入らずに冬を越したのか、こもの中の虫は例年より少なかった。