|
|
||||
|
||||
| 和歌山市秋月の宮小学校6年生145人が昨年(2006年)4月から空き缶約20万個を集め、ネパール・ムスタン地域開発協力会の近藤亨理事長(85)に寄付金20万円と、同市内の病院など3カ所に車いす4台を贈った。 | ||||
| ◆医療・福祉施設に車いすも | ||||
前年度の6年生が総合学習で始めた空き缶回収。福祉施設2団体に車いすを寄付した。その姿を見ていた今年度の6年生が活動を受け継いだ。目標を昨年の10万5000個を上回る25個に設定。30年以上にわたりネパールの奥地、ムスタンで果樹園や学校をつくるなどボランティア活動を続ける近藤さんを学習の中で知り、感銘した児童たちがムスタンの教育支援と、市内の施設への車いす寄付を目指した。他の学年に協力を求めるため、校内にポスターを貼り、さらに「子どもたちが手作りのポスターを持って、自主的にそれぞれの自治会のみなさんに呼びかけに行ったんですよ」と森本善房教頭。空き缶回収の輪は、児童から家族、地域へと広がり、目標を達成した。 3月12日に開かれた同小体育館での贈呈式には、この日の朝ネパールから近藤さんが駆けつけたほか、車いすの贈呈を受ける中江病院、障害者社会参加支援施設麦の郷、作業所VOCTの代表と、空き缶回収を手伝った地域の人が出席した。 近藤さんは、「寄付金は学校教育に役立てたいと思います。ムスタンの子どもたちは貧しいですが、とてもモノを大事にします。あなたたちもこの活動で得たことや、モノに感謝する気持ちをいつまでも忘れずにいてください」とメッセージを送った。 空き缶回収活動は、現5年生が引き継ぐ。終わりのあいさつをした6年生の増田紗由佳さんは「最初は20万個なんてすごく難しいと思ったけど、ゴミとして落ちている空き缶を拾ったり、家族や地域の人みんなが協力してくれたので達成できました。これからも続けてもらってこの学校の伝統にしてほしいです」と嬉しそうに笑った。 写真=車いすを贈る児童たち |
||||
|
|