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![]() 私は住宅でも店舗でも、靴を脱いで上がる床には無垢のフローリングをお勧めしています。それは足に伝わる感触が他の素材とはまるで違い、木の持つ何ともいえない柔らかさと優しさがあるからです。床に限らず、直接肌が触れる場所は出来るだけ自然素材でつくるのが良いと思います。 中には「無垢のフローリングは反ったり傷付いたりするし、メンテナンスも大変なんでしょう?」と言われる方もいらっしゃるのですが、そんな時私は「自然素材は多くの心地よさを与えてくれます。その分こちらもお返しをしないといけないですよね。それがメンテナンスだと思ってください。人との付き合いと同じで、相手に何かを求めるだけでは駄目なんですよ。長所と短所があるのも人と同じですよね。あと、使えば使うほど独特の味が出て来るのも無垢材の魅力ですが、そこも人と深く付き合うことで、最初の着飾った姿だけでは判らなかった魅力に気付くのと似ていますよね」とお話します。木が反ったり、すいたりするのは呼吸している証拠でもありますし、傷が付きやすいのは柔らかいからこそです。「手の掛かる子ほど可愛い」と言いますが、自然素材の持つ短所も見方を少し変えてやると大きな魅力になるのではないでしょうか。 あなたの肌で感じる住まい、素敵だと思いませんか。 (一級建築士・山中淳) |
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