和大新駅 着工祝う
2011年開業へ

     
 南海本線に新設される「和歌山大学新駅(仮称)」の起工式が4月25日、和歌山市中の建設地で開かれた。
 新駅の計画は、1984年、和大の栄谷移転伴い、県、和歌山市、和大が南海電鉄に要望したのを機に浮上。同電鉄が費用を負担しない請願方式の駅とすることで計画が進んだが、98年に事業主体の会社が会社更生法を適用申請し事業は足踏み状態に。しかし、和歌山市の建設会社グループが土地を買い取り事業を継承し、現在は和歌山市和歌山大学前駅前周辺土地区画整理組合が主体となり整備を進めている。
 新駅は、孝子駅と紀ノ川駅のほぼ中間地点に位置する橋上駅。開業は2011年の計画で、1日の乗降客は6000人、18年には1万人を見込んでいる。
 式典では、同組合の緋田征満理事長が「要望から23年。一時は新駅設置は絶望的と思ったことがあったが、不死鳥のように工事をスタートできることになった」とあいさつ。また、浅井瑛介副理事長が「多くの人にお世話を頂いて今日に至った。亡くなられた仮谷(志良)知事、中村博元県議がおられたら、どれだけ喜んでくれただろう」と話した。
 この後、一日理事長として出席した女優の川原亜矢子さんら関係者が鍬入れ式を行い、着工を祝った。

写真=起工を祝い関係者らが鍬入れを行った