様々な立場から相談を
県労働委個人窓口開設

 県労働委員会はこのほど、労働組合に所属しない個人を対象とした相談窓口を開設。5月30日には広く知ってもらおうとJR和歌山駅前で街頭啓発を行った。
 組合員でない労働者の相談はこれまで国や県が設ける一部の窓口に限られていた。国の設ける労働基準局では2003年度の相談件数3171件から、毎年1000件以上の増加をたどり、昨年は6912件に増加。また、同委は労働者の相談を受け、会社に働きかけてきたが、「個人名が会社に知られるので敷居が高い。匿名で気軽に相談できる窓口が欲しい」と以前から声があがっていた。
 これを受け同委は今年(2007年)4月から、相談業務をスタート。大学教授や弁護士などの公益委員、労働組合の役員である労働者委員、経営者である使用者委員の三者で構成され、それぞれの立場から相談に応じ、アドバイスを行う。
 街頭啓発ではメンバー20人が、6月9日(土)午後1時からビッグ愛で開く労働相談会をPRし、絆創膏を配った。同委の吉澤義則代表は「様々な立場を理解した相談員がいるのでぜひ活用してほしい」と話していた。
 同委は毎月第3水曜午後2時から、和歌山市小松原通の事務局で相談を受け付けている。
 問い合わせは同委(073・441・3781)。

写真=労働者の悩みを聞く相談会をPR