用水路転落の男性を救助
和歌山市職員に感謝状

     
 ゴミ収集中の和歌山市職員3人が5月9日、同市有家付近で用水路に男性(87)が転落するところを目撃、急いで救出した。幸い男性は一命を取りとめており、素早い行動で人命救助に貢献した3人には5月31日、市消防局から感謝状が贈られた。
 事故が起きたのは9日午後2時前、市環境事業部の桑野俊彦さん、笹井隆さん、川原治さんの3人がパッカー車で走行中、100メートルほど前方で自転車に乗った男性が用水路に突っ込むのを見つけた。3人はすぐ現場に駆けつけ、用水路に入り込み男性を抱えてドロを吐かせた。
 「顔が水につかり、体の上から自転車が乗っている状態。自力脱出は不可能でした」と3人。道路にあげ、救急車に連絡し、呼びかけを続けた。
 消防局の丸山和美局長は「男性は高齢で、落ちたショックから外傷性くも膜下出血を起こしていました。もう少し遅れていると命にかかわった。用水路の中に入っての救助後も、救急車到着まで適切に介護してくれました」と、3人に感謝状を贈った。
 夢中で救助した3人は「後で家族の方がお礼に来てくれていました。おじいさんが助かって良かった」と喜んでいた。

写真=左から桑野さん、笹井さん、川原さん