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ふるさと海南の中心市街地が元気になりますように-----。そんな願いを込めた催しが七夕の7月7日(土)と8日(日)にJR海南駅前で開かれる。「好きです!かいなん〜七夕オープンカフェ」と題したこのイベントを企画したのは、昨年(2006年)秋から3月まで実施された「中心市街地活性化診断・助言事業」の参加者約10人。地元商店主やNPO関係者、音楽指導者、市職員ら多彩なメンバーで、「海南のまちづくりについて話し合ってきましたが、その中で出たつぶやきをつぶやきのままで終わらせたくなかった。楽しく歩けるまちづくりの第一歩です」と意気込んでいる。全国の地方都市同様、中心市街地の衰退が目立つ海南市。郊外型大型店の進出で駅周辺の商店街から客足が遠のき、2001年2月には中心的商業施設だったジャスコ海南店が閉店した。 そんな状況の中、国が進める「中心市街地活性化診断・助言事業」で海南の新しい中心市街地のあり方を考えようと、昨年秋から半年間、ワークショップや勉強会が開かれた。市民や市職員、まちづくりの専門家らが、まちの課題、活性化への核づくりなどについて話し合った。 事業は3月で終了したが、参加者のうち有志約10人が4月以降も集まり意見交換。その中で、「まちを盛り上げるため、何かしたい」との声が挙がった。実行委の一人で、子育て・あそびサポートぱお事務局の家本幸さんは「海南が好きなメンバーばかり。井戸端会議に終わらせず、『何か形に』と話が進みました」。 開催日は、駅前一番街商店街が27年前から七夕まつりと題し、市内の子どもたちに飾りつけてもらった笹を展示しているのにちなみ、7月7日と8日に設定。市の玄関であるJR海南駅前広場にパラソル付きのテーブルを並べ、オープンカフェを開くことにした。家本さんは「ぱおで子育てに関する活動を続けてきましたが、なかなか広がらなかった。昨年、食をテーマに地域の人が気軽にふれあえるコミュニティレストランを開いたところ、若い人からお年寄りまで来てくれるようになった。『あっ、これがまちづくりだな』と気づいたんです」と話す。 地元の海南市立高校に相談したところ、家政科で学ぶ生徒2、3年生が手伝ってくれることに。当日は生徒手作りのマドレーヌや飲み物を提供する。このほか、ファンクソーランや子どもの歌、3台の電子ピアノを使ったマラソンコンサート、三味線演奏など盛りだくさんなプログラムだ。実行委の1人で音楽講師の山崎くにえさんは「多くの人が参加できるよう考えました。来年以降も継続し、子どもたちが元気に生活できるまちにしたい。休日によそに行かなくても、『海南にいたらおもしろい』と思ってもらえるようになれば」と願う。 地元商店街でかばん店を営む実行委代表の東美智さんは「海南は駅や市役所、病院、商店街などが近い場所にあるコンパクトシティなのですが、果たしてうまく機能しているか。これを上手に生かし、楽しく歩けるまちづくりを進めていくためにも、今回のイベントを、もう一度海南を見直してもらうきっかけにしたい」と話している。 両日とも午前11時から午後3時まで。また、イベントに向け、同市役所、JR海南駅構内かいぶつくん、海南八木楽器の3カ所に笹と短冊を設置。「好きです!かいなん」をテーマにした願い事や、川柳などを書いてもらい、当日会場に展示する。 問い合わせは実行委(073・482・2131、ハリマヤ内)。 写真=海南駅構内で笹を準備する実行委メンバー。まちづくりへの要望などを短冊に書いて飾ってもらう計画だ |
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