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子どもたちに鉄道の魅力を知ってもらおうと、和歌山市中之島の梅本千代子さん(54)が6月19日、先月(5月)亡くなった元運転士の夫、潤一さん(享年62)の収集していた鉄道模型を和歌山電鐵に寄贈した。千代子さんは「夫は『いちご電車を運転したい』と話していました。様々なイベントで頑張っている和歌山電鐵に寄贈し、子どもたちが運転士を目指すようになれば夫も喜ぶはず」と話している。潤一さんは約30年間、国鉄とJRの運転士としてSL時代から列車を運転。定年まで管理職に就かず、1人の運転士として働くことにこだわり続けた。休日には鉄道関係のイベントに参加したり、模型の修理、電車のビデオを鑑賞して過ごしていた。千代子さんは「本当に鉄道一筋の人でした」と振り返る。 寄贈したのは電車の模型40両とレール、信号、ビデオなどで、中には潤一さんが運転したSL「C576」のナンバープレートや、模型メーカー天賞堂の高価な模型も含まれている。同じく電車の運転士だった父、信夫さんから影響を受けた潤一さんが約40年間収集を続けたものばかり。 模型は今夏に開くおもちゃ電車の公開時に披露する。展示場所は検討中だが、ビデオはイベント会場で上映する。同電鐵は「たくさんの思い出の詰まった模型や貴重な資料を大切に保管していきたい」と話している。 写真=ナンバープレートを渡す梅本さん(左) |
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