『海の日もっと熱く』
和大生が「KIMONOぶらくり」
片男波で「よさこい海祭り」

     
 「海の日」の7月16日(月)、和歌山の街に熱気を呼ぶ催しが開かれる。和歌山大学経済学部観光学科と和歌山市中央商店街連合会が開く「和大KIMONOぶらくり2007 だって日本人だもん!」。和大観光学部の中心市街地開設を見込んだもので、学生が授業で学んだ着物の知識をぶらくり丁特設ステージで発表する。また、NPO紀州お祭りプロジェクトは8月18日(土)、19日(日)の紀州よさこい祭りのプレイベントとして片男波海水浴場で「海祭り」を企画。各主催者は「街の活性化に役立ちたい」と意気込んでいる。

 「和大KIMONO〜」は同学科で藤井多恵子非常勤講師が担当する「着物文化論」の講義の一環。授業は同学科の生徒80人全員が受講しており、和服の模様や作り方、歴史を学んでいる。当初は、学習発表会として市内のホテルでの実施も考えていたが、「地域の活性化につなげよう」とぶらくり丁を選んだ。
 当日は午後2時からポポロ前特設ステージで開催。7つのグループに分かれた学生が午後6時まで「着物の種類、芸術性」「着物の作り方や特徴」「着物の歴史と日本文化」などをテーマに発表する。モデルを学生が務め、クイズ形式にし趣向を凝らした内容も予定している。
 同学科の買場啓太さんは「着物は奥が深く種類や歴史を知れば知るほど昔から受け継がれた大切なものと思うようになった。街中での発表で地域の活性化に協力したい」。また、沼田麻帆さんは「授業は楽しい。着物は日本の女性を美しくみせるものだと分かりました」。宮本寛子さんは「ぶらくり丁に多くの人が集まって欲しい」と当日を楽しみにしている。
 一方、片男波海水浴場では、午前11時から午後2時まで「おどるんや海祭り」が開かれる。
 2004年に始まった紀州よさこい祭り。片男波海岸は第1回から地域会場となっていた。しかし、「海辺の会場なので海にちなんだ日に開こう」との声が地域や実行委からあがり、“海祭り”とし一つの祭りにした。
 当日は観客と踊り子が一緒になって踊ることができる総踊りからスタート。県内外から参加する15チームの踊り子がそれぞれの練習の成果を披露する。また、今年(2007年)から同市内3小学校で実施している子どもセンター事業の「おどるんやキッズ応援隊」の子どもによる初舞台がある。このほか、踊り子による初の自主企画や、県フライヤー連盟のパラグライダー飛行も予定している。
 主催する紀州お祭りプロジェクトの杉谷和昭実行委員長は「海辺でよさこいイベントをするのは全国的にも珍しい。自然豊かな和歌浦の魅力を感じてもらい、潮風を受け踊る姿を見に来てほしい」。また、片男波地区自治会の玉置成夫会長は「快水浴場百選の特選に選ばれた海を楽しんでもらい、祭りで盛り上げたい」と歓迎している。

写真上から=「KIMONOぶらくり」を企画する和大生、海辺でのよさこいは特に盛り上がる