| 那賀ブランドづくり協議会、JA紀の里鞆渕黒豆部会は9月6日(木)を「黒豆の日」とし紀の川市豊田のJA紀の里ファーマーズマーケット「めっけもん広場」で「鞆渕の黒豆」をPRするキャンペーンを実施する。高い品質を誇りながら知られていない「鞆渕の黒豆」を那賀ブランドのひとつとする試みで、関係者は「新しい食べ方の提案を受け付け、名産に育てたい」と話している。
◆9月6日、PRキャンペーン
鞆渕地方は紀の川支流、真国川中流域に広がる戸数300世帯の集落。標高400メートルの山村で、カキのほか、キュウリ、インゲン、エンドウなど高原野菜の生産がさかんだ。この鞆渕で黒豆の生産が始まったのは約30年前。現在、生産農家は60軒ほどで年間約25トンを出荷している。
「鞆渕は朝晩の気温差があり、色素のアントシアンが発生しやすく、豆の黒色が際だちます」と県那賀振興局農業振興課。収穫した黒豆は、今も昔ながらのやり方にこだわり、一粒一粒、手作業による天日干しで乾燥させており、製品は、黒豆本来の風味とコクがある。
ただ、これまでは業者を介して全国に販売していたため、「鞆渕の黒豆」として売り出していなかった。しかし、「品質的には丹波の黒豆に負けない」との評価を受け、JAが県のバックアップを受けながら商品化。新しい那賀のブランド品にしようと、今年から販路拡大に乗り出した。
紀の里農業協同組合鞆渕事業所は「今年5月にめっけもん広場で、黒豆のPRのため、黒豆ごはんを1300食分用意したら、あっという間になくなり注目してくれた。黒豆はお正月の煮豆のイメージが強いが、日常的に食べてもらえるようレシピを提案し、1年中食べることができるものとしてPRしたい」。
9月6日のキャンペーンでは午前10時から、500食分限定で梅干し入り黒豆ご飯、黒豆茶を試食試飲してもらうほか、黒豆創作料理コンクールへの応募も呼びかける。同コンクールは主食やおかずとしての黒豆料理を一般から提案してもらうもので、予選を通過した料理を集めた実物選考を「黒豆の稲架掛け」の風景を見ることの出来る11月の鞆渕で実施する。
このほか、羊羹やアラレなど和歌山の特産品への黒豆の使用も進めており、紀の里農業協同組合鞆渕事業所は「地元でも知られていない。まず和歌山で知ってもらいたい」と話している。
写真=新しい和歌山の名物になるか
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黒豆創作料理コンクールは、レポート用紙などに料理名、材料と分量(4人分)、作り方、できあがりの写真もしくはイラスト、氏名、連絡先を記入し、〒649・6223岩出市高塚二〇九、那賀振興局農業振興課へ。9月末日締め切り。問い合わせは同課(0736・61・0025)。
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