ICA電卓検定県内初の10段
和歌山大の西春香さん 「速く正確に」 

       
 ICA国際電卓協会が6月に実施した電卓技能検定試験で、和歌山大学経済学部1年の西春香さんが県内で初めて、全国でも2人目となる10段を取得した。7月の日本電卓検定協会主催検定試験でも10段を取得した西さんは、「何度もチャレンジして手が届かなかった10段に合格できて本当にうれしい」と喜んでいる。
 小1から母親のそばでそろばんを触っていた西さんは、小四から江川珠算塾で珠算を習い始めた。小五から電卓も始め、ICAの電卓技能検定試験にも毎年挑戦、2004年に準7段に合格した。
 しかしそれ以降、何度挑戦しても段位は上がらなかった。「解いた問題数は10段やさらにその上の名人までいってたんです。でも正解できなかった」と悔しさをかみしめていた時、指導していた江川正博さんから「技能だけでは合格できない。精神面も鍛えて集中力をつけるように」とアドバイスを受け、地道に練習に励んだ。今回一気に10段合格を成し遂げた。「速く正確に打てるようになったのかなあと自信につながりました。次は名人、満点を目指したい」と西さん。
 江川さんによると、10段で必要とされるのは、ノーミスで1秒あたり3・22タッチ、加えて記入は0・94文字をクリアしなければならないという。西さんは「ここまで身に付けたので、将来は会計士や銀行関係の仕事に就いて活用したい」と夢を語る。

写真=念願の10段の賞状を手に喜ぶ西さん

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 「2007国際電卓競技全国大会」が7月22日に茨城県で行われ、和歌山代表の全員が個人総合競技と特殊計算競技で入賞した。入賞者は次の皆さん(敬称略)。
 【個人総合】小学校=(2)酒部比菜(楠見小6)(3)中尾理紗(鳴滝小5)▽中学校=(4)宮武由依奈(和大附属中2)(6)堀内啓子(貴志川中2)▽高校・一般=(5)西春香【特殊計算】小学校=(2)中尾理紗㈫酒部比菜▽中学校=(2)宮武由依奈㈫堀内啓子▽高校・一般=(6)西春香

写真=念願の10段の賞状を手に喜ぶ西さん