老連大学校生 紙芝居にこぼれる笑顔
園児と“異世代交流”

       
 県老人クラブ連合会が開く老連大学校の受講生が9月6日、和歌山市新生町の新南保育所を訪問。園児に紙芝居を披露したり、ゲームやダンスで楽しんだ。
 地域の「老人クラブヤングリーダー」を養成するために開設された同大学校。受講生は県の高齢者対策への取り組みや健康、スポーツなど様々な分野の講義を受けている。2001年からは毎年1回、保育所などを訪れ、世代間交流を図っている。
 園児31人による『とんぼのめがね』『どんぐりころころ』の歌と、運動会に向けて練習しているプレイバルーンを使った演技で迎えられた47人の受講生。園児と輪になって、ゲームや都はるみの『好きになった人』で踊り始めると、会場は笑顔でいっぱいになった。
 この後、3グループに分かれ、紙芝居で有田地方にまつわる『いもほりちょうじゃ』や下津地方の『きつもとのてんぐ』など和歌山の民話計6作品を演じた。方言を交えながらの紙芝居に、園児は大喜び。小判やてんぐが絵に現れると、声を上げて身を乗り出す子も。きく組の保田賢汰くん(6)は「楽しかった。おじいちゃんおばあちゃんと遊べてうれしかった」とにっこり。
 紙芝居を披露した吉田恵子さん(67)は「いっぱい寝て、ごはんも野菜もたくさん食べて、運動会の練習がんばってね」と園児たちに語りかけ、「こんな風に子どもたちの前で演じるのは反応があってとても楽しいです」と顔をほころばせた。
 同保育所の上田洋子所長は「少子高齢化や核家族化が進む中で、今回のような交流は本当に素晴らしいこと。子どもたちも受講生の方々にも思い出として残るのではないかと思います」と話していた。

写真=手遊びを交え交流した