和歌山からJリーグ入りをめざすアルテリーヴォ和歌山が9月16、17日に淡路島で開かれた「第14回全国クラブチームサッカー選手権大会」関西大会で県勢として初めて優勝。10月26日(金)から30日(火)まで、北海道で開かれる全国大会に出場する。中野順一監督は「チーム発足から7カ月が経過し、選手達は精神的に強くなってきた。全国大会は関西の代表として、誇りを持って戦いたい」と話している。
将来のJリーグ入りを目標に掲げ、2月に発足したアルテリーヴォ。初の公式戦となった5月からの全国社会人選手権県大会は決勝、天皇杯予選となる6月からの県一種大会は準決勝で、いずれも県リーグ1部の海南FCに苦杯をなめた。全国クラブチーム選手権は年内最後の公式戦で、気持ちを入れ替えてのぞんだ選手達は7月からの県大会を勝ち進み優勝した。
迎えた関西大会は2府4県から1チームずつが参加。まず準決勝で滋賀代表のBIWAKO SC HIRAと対戦した。開始早々にディフェンダーのミスから1点を献上したが、前半4分にコーナーキックからMF久保敦士選手がヘディングを決め同点。その後もFW井手繁利選手がハットトリックの活躍を見せ、5-1で圧勝した。
決勝は大阪代表、交野FCとの対戦。前半20分に左サイドを突破したMF谷奥俊輔選手からのセンタリングを井手選手が頭で決め先制すると、後半はFW羽畑公貴選手、MF中田浩史選手が追加点。相手の反撃を1点に抑え、県代表チームとして初めてクラブ選手権関西大会を制した。2試合で4得点をあげた井手選手は「とにかく優勝できて何より。全国大会もこの調子をキープしたい」と笑顔を見せる。
中野監督は「技術や体力でなく、『勝ちたい』という気持ちが一つになり、相手チームを上回った。“やっと”結果が出せ、“ほっと”しているが、“もっと”上をめざしたい。“やっと・ほっと・もっと”というのが率直な気持ちです」とにっこり。初めて挑む全国大会に向け、「優勝めざし、和歌山に新たな歴史をつくりたい」と意気込んでいる。
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