|
|
||||
|
||||
あざの悩みを話し合う会「フクローバー」を8月に立ち上げた氏家志穂さん(20)が9月21日、悩みや現状を県の人権施策に生かしてもらおうと県人権政策課を訪れた。氏家さんは「わかってほしい気持ちと、ふれてほしくない気持ちが入り交じり複雑な気持ちですが、理解してくれることはうれしい」と期待している。多くの血管が集まり、赤いあざとなる顔面血管腫の氏家さん。中学時代にいじめが原因で登校拒否になったが、高校を卒業し、現在は有田市内で働いている。「顔や身体に悩みを持つ人が集まって話し合うことで心の居場所になれば」と8月にフクローバーを立ち上げ、その新聞記事を目にした県人権施策推進審議会の大畠信雄委員に「当事者の声を人権施策に反映させたい」と招かれた。 この日は、フクローバー立ち上げまでの経験や、前向きに気持ちが変わってきた経緯を同課職員に話した。氏家さんは「会についてもっと知ってもらい、理解してくれる人が増えると、同じ悩みを持つ人が少しでも楽な気持ちで暮らせる」と話し、同課は「官民一緒になって講演会やイベントを開き、多くの人に発信したい」と答えていた。 同席した人権施策推進課の上野久代課長は「自分のことで手一杯の年ごろなのに、他人のために何かしようと思う心の強さに驚いた。会の様子を見に行きたい」と感心していた。 氏家さんは「身体にあざのある人だけでなく、心にあざのある人や悩みを持つ人が集まれる場にしたい。イベントや講演会を開きたい」と話していた。 写真=自らの経験を語る氏家さん(右) |
||||
|
|