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知的障害者が高校卒業後に進学する専攻科をテーマに「全国専攻科研究集会」が11月、和歌山市民会館で開かれる。県内で設置に向け取り組む「和歌山専攻科を考える会」が準備を進めており、同会の松下喜美代さんは「青年期を豊かに過ごすことは障害のあるなしにかかわらず大切。卒業生が選択できる学びの場を設けたい」と話している。校外学習や高校までの教科をより生活に結びつけた形で学べる専攻科。現在、県内の養護学校に知的障害者が進学できる専攻科はなく、高校卒業後、企業や作業所に就職する人が多い。 同会は「高校卒業後の進路の一つに学びの場を設けたい」と2003年、知的障害者の保護者が立ち上げ、養護学校に専攻科設置を目指し取り組んでいる。全国的に見ても少なく、私立に8校、また、鳥取県に昨年、公立初の専攻科が設置されたばかり。 同会は全国集会開催に向け7月から準備を進めている。9月30日に開いた会議では、「教育関係だけでなく、福祉分野にも参加を呼びかけよう」「和歌山の作業所で作った弁当を用意して活動を紹介しよう」など意見を出しあった。松下さんは「障害があるからこそ、教師や仲間との関係の中で自分を再構築する時間が必要。一般の人にも足を運んでもらい、まずは専攻科があることを知ってほしい」と話している。 全国集会は11月4日(日)午前9時45分から。滋賀県のひかり福祉会の立岡晄副理事長が「作業所からみた専攻科の役割」と題し講演。実践や地域での学びをテーマにした分科会、専攻科卒業生へのインタビューもある。3000円。申し込みは松下さん(0736・77・6694)。10月31日締め切り。 写真=開催に向け工夫などを話し合う |
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